物件を選ぶ際には、どうしても自分が生活する物件の室内に意識が集中してしまうことが多いものです。
しかし、狭い範囲ではなくもっと広い視野で、これから自分が暮らすことになるかもしれない「街」を知ることはとても大切なことです。

自分にとっては土地勘があまりない新しい場所でも、そこに住んでいる人の中には何世代もその土地に根を生やしている人はたくさんいます。
そういう人たちと話をすることによって、何気ない会話の中にもその街の文化や歴史を知ることができますし、新しい発見などもたくさん見つけられるかもしれません。

新座市

埼玉県の最南端にあり、市のほぼ全域が武蔵野台地に位置する。ベッドタウンとして住宅開発が進む。
新座駅北口では新座駅北口土地区画整理事業(2021年完了)、南口では新座駅南口第2土地区画整理事業(2019年完了)が行われており、市街地の整備が進む。
さらに、北口では2016年都市計画決定、2020年完了予定で大和田二・三丁目地区土地区画整理事業も計画されており、産業系企業誘致を進める予定である。また、大江戸線の延伸によって馬場地区では(仮称)新座中央駅の建設が予定されており、大学・商業施設・医療施設などの整備が構想されている。

朝霞市

地形は大きく荒川低地と武蔵野台地に分けられる。その高低差は約40mである。
市の北東部の市境付近を荒川が、それよりも多少西側を新河岸川が南東に向かって流れる。
中央部の黒目川の流れは初めは北向き、やがて弧を描くように東に向きを変える。南東部の広沢の池(市立図書館に程近い)から発する越戸川が、東部の和光市との市境付近を北に向かって流れている。

志木市

埼玉県南東部の荒川西岸に立地する市である。
江戸時代、市内を流れる新河岸川の舟運により引又河岸(現在の市役所付近の新河岸川周辺)が商業地として発展した。この周辺の経済基盤を背景として、大正期には東武東上線が誘致され、その開業と同時に志木駅が設置された。昭和後期には、館の柳瀬川河畔に志木ニュータウンが造成され柳瀬川駅が開業し、現在は東京圏のベッドタウンとなっている。
面積は日本の市の中で6番目に小さい。

和光市

東京23区に隣接することから戦後急速にベッドタウンとして人口が増え、本田技研工業の工場建設(現在は工場は廃止)によって工業都市として発展した。
市域の一部はキャンプ・ドレイク跡地に位置しており、本田技研工業の和光本社、国立病院機構埼玉病院、独立行政法人理化学研究所のほか、近年では司法研修所、税務大学校、裁判所職員総合研修所などの国や民間の研究・研修施設の立地が進んでいる。